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株主優待を見て株の投資を決める

ペンと紙を持つ男性

銘柄選びに迷ったら、どのような株主優待を用意しているかを基準にして投資するかを決めてみましょう。
株主優待は権利日にその銘柄の最低単元を所有していることで得ることができます。
ほとんどの銘柄では一単元以上を所有していることが条件です。複数単位を所有すると株主優待の内容が変わることもあります。

もらえる株主優待は、自社製品のような物、自社製品の割引券・商品券・食事券、どこでも使えるクオカードのような金券などがあります。
優待でいただくものに対しては税金が掛からないことと、形のあるものが自宅に届く楽しみのため人気のある投資法です。
自社製品の株主優待ではそのまま使えますので、食品や日用雑貨のような消耗品が人気です。
高額商品を優待用として準備していることもあるため、定価からすると利回りが非常に高くなることもあります。

自社製品の割引券の場合、〇〇〇円以上の購入で使用できるタイプが多いです。
衣料品の割引券やホテルの宿泊割引券などがあります。
割引券を消費するためには、手出し分も必要になりますので利用する機会のないお店だとあまりお得感はありません。
割引券の場合には、よく利用するお店、身近に店舗があるお店を選ぶことです。

レストランチェーン、ファストフード店などの食事券のほうが、使い勝手が良く人気です。
該当する店舗が身近にあるのなら、気軽にいつでも使えます。
食費の節約にもなるため人気があり、権利日が近づいてくると株価が上昇する傾向にあります。

クオカードは使えるお店が多いため、実質現金のような感覚で全国どこでも利用できます。
封書で送られてきますので、見逃さないように気をつけなくてはいけません。

株の投資に楽しさを求めるのなら、どんな株主優待かをチェックすることは大切です。
配当金は証券口座で受け取る、あるいは普通口座に入金で受け取る人が多いです。
そのため受け取っている実感があまり沸きません。
ですが株主優待という形である日突然お届け物が届くため、受け取った時にプレゼントを頂いたかのような嬉しさも感じられます。

一単元で株主優待が受け取れる銘柄の場合は一人で複数単位持つのではなくて、家族名義で別々に権利を得るとお得です。
お食事券のような商品券は、家族名義でいくつか権利を獲得するとまとめて使えて便利です。

株主優待だけで決めるのではなく会社の将来性もみる

株主優待だけを見て決めてしまうと失敗することもあります。株主優待というのは業績が落ちてしまえば、廃止になる可能性もあるのです。
株主優待目当てで購入したのに廃止になってしまうと、それまで優待で支えられていた株価が下落することはよくあります。
優待がもらえない上に損失を抱えたまま塩漬けにしてしまっては、利益も生み出せません。

その銘柄に将来性があるのか、今後10年20年と長期目線で見た時に会社が継続しているか、株主を大切にしているかどうかは重要です。
ただ初心者がそういったことを見極めるのは難しいものです。数字に強いのなら四季報を読んでみましょう。
近くに店舗がある時には実際に行ってみて実情を調査してみるのも良いです。

近くに店舗がないような会社を選ぶ場合には一つの目安として、株主優待と配当金の両方を出している会社はより安全です。
もし業績が悪化しても、両方が一度になくなることはあまりありません。
一方がなくなった時には株価も下がるでしょうが、業績次第では株価が戻ることにも期待できます。

また株価から計算して株主優待の利回りが高すぎる会社は少し不安感があります。
中には利回り20%以上の株主優待品を提供している会社もあります。
例えば5万円で買える銘柄の株主優待が1万円といった場合には、利回りが20%ということです。
高利回りは投資する上で魅力的なのですが、これは最初から利回りが良い場合だけです。
株価が暴落したせいで高利回りになったのだとしたら、将来性も不安です。

今の株価から株主優待の利回りを計算してみることや、直近1年程度の株価をチェックしてみて下さい。
ずっと横ばいあるいは、じわじわと右肩上がりの銘柄だと安心感があります。

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